2017.12.30
温活の第一歩~白湯を飲んでみましょう~
年の瀬も押し迫る今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
エアコンによる乾燥でのどをやられてしまったタケダです。
みなさんも加湿に気を配ってください。油断しているとやられます(涙)
さて、今回も温活についてのお話を。
前回もいろいろ書きましたが、今回はもっとも簡単に始められる「白湯(さゆ)」を飲むことについて。
白湯を温活に使う際のポイントとしては、
『水の状態から火にかけ、10~15分ほど沸騰させ続けたもの』が良いそうです。
実際に火にかける、ということがポイントで、電子レンジなどで温めただけの“お湯”は、温活には不向きとのこと。
これは、インドの『アーユルヴェーダ』に基づく考え方で、
水を沸騰させる過程で風と混ぜ合わせることが効果があるのだそうです。
熱々のお湯を飲める程度の温度まで室温で冷ましてから少しずつ飲むと、いっそう内臓が温まり温活に効果も出やすいそうです。
飲むタイミングですが、まずは起き抜けに飲んでみることから始めてはいかがでしょう?
朝一番に白湯を飲むことは、寝ている間に下がってしまった体温を上げる手助けをしたり、
汗をかいて発散した水分を補うという意味でも、理にかなった飲み方です。
白湯を飲むと内臓温度が高まるため、体温を上げるために身体のエネルギーを使わなくてよくなり、
その分のエネルギーは、体のほかの器官の活動に回されるため、体内がしっかりと動き出せます。
また、休憩時間にお茶やコーヒーを飲む方も多いかと思いますが、冷え症の方は、白湯に切り替えてみてはいかがでしょうか?
コーヒーやお茶にはカフェインが含まれており、カフェインには脳を活性化し、集中力を高める効果があるといわれています。
しかし、カフェインは交感神経を刺激しますので、血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。
血流が悪くなることは、身体の冷えにつながってしまいます。
一日に数杯、カフェイン入りの飲み物を飲まれる方は特に、そのうちの1~2杯を白湯に変えてみてはいかがでしょう?
さて、白湯の飲み方ですが、1回につき100~200mlくらいを目安に、自分に合った量を飲みましょう。
ただし、あまり体を動かさず汗もかきにくい人の場合、一日に800ml以上摂取すると、
逆に身体の負担になってしまい、かえって良くないといわれていますので、ご注意ください。
白湯は、恒常的に飲み続けることで効果を実感できるようになります。
まずは朝の一杯から、白湯の温活を続けてみましょう!
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