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肩こり 腰痛 痛みの種類と原因 なぜ痛みを感じるのか②

藤島です。昨日痛みの種類について少し触れましたが、今日はその痛みについてもう少しだけ詳しく見ていきたいと思います。

 
まず痛みには大きく三種類あり
 
 
1、侵害受容性疼痛
 
2、神経障害性疼痛
 
3、心因性疼痛
 
 
とに分けられますが
 
 
はじめの侵害受容性疼痛とは、例えば、タンスの角に小指をぶつけたり、転んで擦りむいたり、誤って包丁で指を切ったり、いわゆる外傷の急性痛の際に起こることが多いです。
 
炎症症状を伴うことが多く、侵害受容器という神経のセンサーが興奮する事で痛みとして脳に送られますが、治療としては、消炎鎮痛剤がよく効きます。
 
それか何もしなくても組織の自然修復により、傷が修復されることで痛みは収まります。
 
 
 
 
次に、神経障害性疼痛ですが、こちらの方が厄介です。
 
主に慢性痛の原因とされますが、何らかの原因により、神経が途中で圧迫等の障害を受け、痛みとして脳に送られます。
 
神経痛なども代表的な症状ですが
 
正座の後のジンジンした痛みや、痺れる様な痛み、逆に感覚くが鈍くなることもあり、痛みの感じ方は様々です。
 
障害障害性疼痛は、消炎鎮痛剤などの痛み止が効きにくく、長期にわたり痛みを感じ、慢性痛に移行しやすくなります。
 
最初の怪我、例えばぎっくり腰は治ったのに、その後腰痛がなかなか治らないなど、治療が困難はケースも多いです。
 
 これらの痛みは、神経が脳に誤った感覚を覚えさせ、痛みの記憶を定着させている場合も多く、痛みの記憶を残させない為にも、急性痛の症状期にきちんとした治療を行い、素早く疼痛除去に努め、痛みを記憶させないことも重要です。
 
 
最後の心因性疼痛では、特別な以上は見当たらずとも、精神的なストレスなどが原因で、炎症症状や、神経障害もないのに、痛みが現れます。
 
この場合も治療は難しく、ストレスの原因を取り除かなければ痛みが取れません。
 
身体の痛みとはこれらがどれか一つだけで起きているわけではなく、複雑に絡み合い痛みという感覚を作り出すため、どれか一つだけ治療してもうまくいかない事もあります。
 
特に慢性的な痛みではなかなか痛みが取れにくいため、どんな原因から痛みが出ているのか、探していくことが大事です
 
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