2019.03.15
熊本で膝の痛みを取るなら熊本駅近くのひなた整骨院へ
こんにちは!ひなた整骨院の藤島です!
先月、膝のスポーツ障害で靭帯の損傷について書きましたが、今日は同じ膝の怪我の中でも半月板の損傷についてです。
半月板とは、大腿骨と脛骨を繋いでいる、膝関節の中にあるクッションのような役割をしている軟骨の一種です。
上から見ると、半月型もしくは三日月を太くしたような形をしていることから、半月板と言われ、左右に2つずつあります
スポーツ時に強い力が膝に加わると、この半月板が縁に沿って裂けたり、横に裂けたりして傷を負ってしまう事を半月板損傷と言います
半月板を損傷すると、裂けた半月板だけでなく、周りの組織も刺激して炎症が起こり、関節周囲に水が溜まった様な状態になり強い痛みを生じます
半月板が損傷したままスポーツなどを続けていると、半月板の破片などが関節軟骨を削ったり、クッションの役割が低下する為、関節軟骨がすり減りやすくなってしまいます。
その結果、変形性膝関節症の原因にもなる事があるため、しっかりと治療を行うことが大切です
半月板損傷の場合、軽度の場合は手術をしなくてもいい場合もありますが、損傷が大きい場合や、裂けた半月板が関節内で挟まってしまう、ロッキングの症状がある場合は、関節鏡手術が行われます。
関節内に挟まった半月板を元の位置に戻し、損傷部分を縫い合わせるなどしますが、関節鏡手術は皮膚を大きく切開する必要がないため、体への負担は比較的軽く済みます
1時間程の手術で、入院も数日ですみ、退院後の日常生活にはほぼ支障をきたしません
1〜2ヶ月程でジョギングなどの軽い運動はできるようになりますが、本格的スポーツに復帰するには通常は3ヶ月以上、場合によっては半年から1年ほどかかる事もあります
スポーツ外傷を完全に予防する事は難しいですが、起きる可能性を低くすることは可能です
スポーツする際はいきなり試合に出場したりせずに、しっかりと基礎的な練習で基本的な動作をしっかりと身につけること、そして運動の強度は徐々に上げ、練習にしても試合にしても、毎回、準備運動をしっかりと行うようにしましょう
運動後のクールダウンも大切です。
疲労が蓄積していると、思ったような体の動きができずに、思わぬところで怪我を招くことがあります。
怪我は一瞬にして起こってしまいます。起きたことを巻き戻すことはできないので、そうならないためにも、しっかりとした準備運動と、適切なクールダウン、ケアを行いましょう!
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