ひなた整骨院ブログ

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熊本市の整骨院☆ ストレスでも腰痛に!?

みなさんこんにちは、タケダです!

 

本日実家に留守番に行ったところ、猫に唸られました・・・・・・

この前、とっ捕まえて動物病院に連れて行ったことをまだ恨んでいるようです(´・ω・`)。

 

さて、本日は腰痛とストレスの関係について。

 

腰痛にも、軽いものから起き上がれないと感じるぎっくり腰まで色々とあります。

椎間板ヘルニアや老化による圧迫骨折、またその中でも、少数の腫瘍など原因がはっきりしている腰痛の場合だと、医師の指導の元で対策が取りやすいですね。

しかしながら、なんと腰痛の85%が原因不明と言われており、原因が特定されないまま、つらい痛みを抱えている人も多いんです。

 

原因不明のまま腰痛が悪化すると、余計に最初の原因がわからなくなります。

きっかけは、ちょっと重いものを持ったことであったり、ちょっとしたことで腰が疲れる&痛めてしまうことからであったとしても、

ストレスがかかることで腰痛は悪化し、痛みが続きます。

 

 

身体はストレス反応を感じると、アドレナリンなどの「逃走ホルモン」と言われるホルモンを分泌させ、血管を縮め血圧を上げることで活動を高めようとします。

ですが、ストレスに反応して血管が縮むと、当然ながら血流が悪くなります。

そして何らかのストレスがずっと続くと、血流が悪いまま過ごすことになります。

 

血液は、細胞に栄養や酸素を送るために流れているものですので、

その流れが悪くなると、細胞の修正や再生が遅れるだけではなく、自然治癒が働かなくなる、ということになります。

 

本来、人間はストレスというものには一時的に対応するものでしたが、(例えば怖い獣に追いかけられるとか、そういった原始的な反応でした)

現在では、慢性的なストレスを抱えている人が少なくありません。

 

最初はちょっとした腰痛だったのに、そこにストレスによって血流が悪い状態が続いて悪化してしまう、という仕組みです。

さらに、その腰痛にストレスを感じることで、ますます悪化するという悪循環まで作ってしまいます。

 

ストレスというのは心身に対する負荷であり、心の影響がかなり大きいものです。

腰を軽く痛めることでも、痛みを感じたり、自由に動けないことがストレスになったりします。

また、腰痛がつらいくても周囲が理解してくれない、というストレスも、状態を悪化させてしまいます。

 

 

そこで対策が必要になってきますが、福島県立医科大学の研究チームの調べによると、

「ストレス解消をして脳血流を上げることが、腰痛の痛みを軽減させる事につながる」そうです!

 

脳の「側坐核(そくざかく)」という部分はエンドルフィンなどの自然な鎮痛効果がある物質を分泌するのですが、

ストレスによって脳血流が低下すると、側坐核の活動が悪くなってしまい、痛みを感じやすくなってしまいます。

 

逆に言えば、その側坐核を刺激して活発に動くようにすれば、鎮痛作用が高まることに繋がります。

 

側坐核は、自分にとって楽しい、嬉しいと感じることが刺激になるため、

好きな食べ物を食べたり、好きな音楽を聴くことや、また、笑うことでも効果があります。

(なんと、作り笑いでも同じ効果があるとか!)

 

普段から笑ったり楽しむことがストレス軽減や腰の痛みの緩和に繋がるなんて、不思議だけど素敵ですよね♪

 

 

また、脳の血流だけでなく、実際の患部の血流の状態も、腰痛にかかわってきます。

血流が低下すると、背中にある大きな動脈の血流が悪くなり、痛めている筋や筋に必要な栄養素が流れなくなってしまいます。

 

ストレスが多いと沢山の栄養素を消費するため、全身の血液が回復力が無い状態になります。

そこで血流を改善して、回復に必要な栄養素を取り入れやすくするような取り組みを行いましょう。

 

まず、血流の改善には温めるのが一番です。

血管は温かくなると緩み、寒くなると縮まります。

実はストレスの強い時は寒い状態と同じなので、温めることで血流を改善させます。

 

しかし、背中だけを温めることは難しいため、まずは首を温めましょう。

首にマフラーやスカーフなどを巻いたり、タートルネックを着たりするようにします。

 

夜はシャワーで済ませず、なるべくしっかりお風呂に入り十分に温まりましょう。

ノンカフェインのハーブティなど、温かい飲み物を飲むのもオススメです。

カフェインや砂糖などの甘いもの、過度のアルコールは身体を冷やしてしまい、血管を縮め血流を悪くしますので注意。)

 

ストレスで消費される栄養素は、ビタミンC、ビタミンB、タンパク質、カルシウムやマグネシウム等のミネラルなどがあります。

普段からバランスの良い食事を摂るようにしましょう。

 

なお、マグネシウムは経皮吸収もできるため、岩塩を入れたお風呂に浸かるのもいいですね。

身体が温まれば心もゆるみますので、それだけで、心もリラックスできる時間になるかもしれません。

 

腰痛など (腰痛ではなく腹痛や頭痛になる人もいます) の原因がストレスである場合は、ストレス反応の緩和が大切になってきます。

痛みとは「これ以上は無理!」という信号であり、けして悪い反応ではありません。

 

痛みという反応の奥の、心の疲れ、身体の疲れに向き合いながら、一番快適に過ごせる考え方や、身体の使い方を探してみましょう。

 

まずはゆっくり休むことから始めて、腰痛対策&ストレス対策に取り組んでみてくださいね。

 

 

個人的には、当院のフットマッサージはとてもオススメです!

ふくらはぎを心地よく揉み解すことで、全身の血流が良くなり、脳にも患部にも栄養をたっぷり含んだ血液を届けることができます。

 

また、暖かな人の手での施術はリラックス効果が高いので、ストレス緩和に有効ですよ☆

 

 

以上、武田直子でした!

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