2018.05.27
骨盤の歪み 骨盤矯正 年代別の腰痛と予防法②
こんにちは!ひなた整骨院の藤島です
前回、腰痛の原因として年代別にヘルニアや脊柱管狭窄症、圧迫骨折などの種類を挙げましたが、今回はこれらの具体的な予防法と対策をいくつかご紹介していきたいと思います。
まずは若者世代に比較的多い、椎間板ヘルニアです
椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にある椎間板の中の、髄核と呼ばれる部分が飛び出してしまい、神経を圧迫する事で痛みが起こります。
椎間板にヒビが入り、隙間から髄核が飛び出してしまいますが、若者に多いのは無理に中腰姿勢の作業を続けたり、重い物を持ったりと腰に負担が掛かることが多いことが原因として挙げられます。
症状としては腰痛や坐骨神経痛による足の痺れなどが特有ですが、症状が酷く、歩行できない程や、神経の圧迫により排尿障害が出る場合などは手術を行う事があります。
しかしほとんどは手術をしない、保存的な治療行うことが多くなっています。
症状が起き始めた痛みの強い時期はコルセットなどの装具を着用し安静を図りますが、痛みが落ち着いてきたら、しつっかりと筋力をつけるトレーニングを行うことが必要です。
背中の筋肉、主に背中の背筋の脊柱起立筋を鍛える必要がありますが、大きく背中をそらしたりする背筋はNG!
うつ伏せの状態でお腹にクッションなどを敷き、少し丸まった状態から、胸を浮かせるように、少しだけ背中を反らせます。
このとき背中そらしすぎないように注意しましょう。
背骨を曲げすぎることは椎間板ヘルニアがある場合は痛みがでる場合があるため、よくありません。
こういった運動で徐々に筋力をつけることで、背骨の安定性が確保され、背骨にかかるふたんが軽減し、痛みの軽減に繋がります。
ただし、3ヶ月以上保存療法を行っても全く改善が見られない、または坐骨神経痛症状がひどくなっていく場合などは、手術が適用になる場合もありますので、強い痛みや症状が一向に良くならない場合は医療機関を受診するようにしましょう。
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