2018.03.23
熊本市の整骨院☆ 坐骨神経痛とは その3
皆さんこんにちは、タケダです。
今回は、坐骨神経痛に対して、普段から自分でできるケアについて。
坐骨神経痛の治療には、前回お伝えしたような薬、手術など、複数の治療法があります。
そして、治療の土台となるのは何といってもセルフケアです!
病院や治療院でいくら治療したとしても、普段の姿勢が悪かったり、腰に負担をかけやすい生活をしたりしていると、症状はよくなりません。
そこで、自分自身で今すぐできる、簡単なセルフケアの方法を紹介します。
※ 坐骨神経痛は、軽度のうちであれば体操やストレッチなどによって、自分でも予防したり、改善したりすることができます。
しかし、強い痛みがあったり、歩きにくいといったように症状の強い状態の場合には、
自己流でやると悪化させてしまうことがありますので、かならず病院など受診して医師の指導を受けてください。
◎姿勢を正す
身体を横から見たとき、背骨が自然なS字状のカーブを保っているのが理想的な姿勢です。
このS字状カーブが崩れると、腰椎(背骨の腰部分)に負担がかかり、症状の悪化を招きます。
また、痛みも強くなりますので、腰部脊柱管狭窄症の人は腰のそらしすぎに、腰椎椎間板ヘルニアの人は猫背にならないよう注意して、背筋を伸ばすようにしましょう。
なお腰部脊柱管狭窄症の人は、正しい姿勢でも痛みが出ることがありますので、少し前かがみの姿勢になっても大丈夫です。
◎下半身のストレッチも効果的
長時間デスクに向かいパソコン作業をするなど、同じ姿勢をとり続けることは坐骨神経痛の悪化に繋がります。
パソコン作業が続いたときなど、合間を見て股関節を中心に下半身のストレッチを行えば、下半身の筋肉の緊張がほぐれ、血流が促進しますので、
その結果、坐骨神経痛の軽減にも繋がります。
ここで、椅子に座ったままでも手軽にできるストレッチをご紹介します。
(スカートの人はちょっとやりづらいかも・・・)
- 背もたれのある安定した椅子に深く座る。
- 両膝をしっかり開き、膝に手を当てる。(膝に手を添えるのは、腰の負担を軽くするためです。)
- 胸を張るようにしながら、太ももの内側の筋肉をゆっくり伸ばす。
また、立ち上がれる状況でしたら、以下のような簡単ストレッチもあります。
1、立った姿勢で足を軽く開く。
2、からだの力を抜いて手を前に伸ばし、からだを前にゆっくり倒していく。(伸ばすのが目的なので、無理に倒す必要はありません。)
3、腰部の骨や筋肉が伸びているのを感じながら、呼吸をしながら2~3秒その姿勢をキープしたあと、ゆっくり元の姿勢にもどる。
この二つ目のストレッチは、椅子に座ったままでも、同じように手を伸ばしてからだを前に倒す方法で腰を伸ばすこともできます。
これらの動きを、4~5回くり返しましょう。
さらに、集中してしまうとなかなかストレッチの時間もとれない……という方には、使い捨てカイロを貼るという簡単すぎる方法もあります!
骨盤の仙腸関節にカイロを貼ることで、骨盤周りを中心に体が温まり、血流も活発になりますので、
血流不全による冷えやしびれを軽減させる効果が期待できます。
もう春だし、カイロなんて… と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ春になっても体の不調による血流不全、それからの冷えは健在です。
冬の間に買っておいた貼れるカイロの残りを使って、簡単症状改善の方法を試してみてはいかがでしょうか?
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