2018.03.16
熊本市の整骨院☆ 坐骨神経痛とは その2 (治療の種類)
皆さんこんにちは、タケダです!
前回お伝えした坐骨神経痛の、治療法について今回お伝えしていきますね。
まず、治療方法として以下のような方法が挙げられます。
・薬物療法
痛み止めとして非ステロイド性消炎鎮痛薬がまず用いられ、
しびれや発作的に生じる鋭い痛みなどの、神経の痛みに対しては神経障害性疼痛治療薬が、
筋肉の緊張をやわらげ、症状を軽くする目的では筋緊張弛緩剤が、
血流を改善し、症状をやわらげる目的で、血管拡張薬などが用いられることもあります。
・神経ブロック療法
局所麻酔薬を使い、痛みが神経を伝わるのをブロックする治療法です。
(整形外科等、病院で受けられます)
・理学療法(リハビリテーション)
運動やマッサージなどにより、代謝機能や身体機能などの改善を目的として行われる治療法です。
・リエゾン療法
複数の診療科(例:整形外科と心療内科など)の医師が連携(リエゾン)して、
心と体の両面から治療を行っていく方法です。
・外科的療法
手術による治療法です。
坐骨神経痛の治療の場合、最初から手術が行われることはほとんどありませんが、
他の治療であまり効果が見られない場合や、膀胱や直腸に障害が見られ、排泄に影響がある場合は手術も検討されます。
・認知療法
これは、痛みについての認識を修正する療法になります。
「友達とおしゃべりしている間は痛みを忘れていた」、「自転車に○分乗れた」など、
行動の日誌をつけるなどの方法で、痛みによって隠れ、認識できなかったプラスの面に目を向けます。
それまでの「痛みのせいで色々なことができない」という認識を、「痛みがあっても、やれることはいっぱいある」という方向に変えていきます。
・ 行動療法
行動と痛みの関係を知り、日常生活の中でできることを増やしていく治療法です。
ストレッチやウォーキングなど、現在患者さんが行える運動から始め、少しずつ活動の量を増やしていきます。
行動と痛みの関係を把握し、「必ずしも行動の種類や量が痛みを悪化させているわけではない」ことを理解しながら、痛みの軽減や活動量の増加へ繋げていきます。
・その他
鍼灸、指圧、整体、カイロプラクティック、マッサージ、温泉療法など(筋肉の凝りをとり、血流の改善に効果的)。
音楽療法やアロマテラピーなど(心の緊張をほぐしたり、ストレス解消のために用いられます)。
さて、ここで自分自身でできる普段からのケアが大事になってきますが、それはまた次回に!
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