ひなた整骨院ブログ

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ホルモンの種類

 

こんにちは、坂井です(*’▽’)

 

先月ホルモンについて書きましたが、
今回は、ホルモンの種類をいくつか説明していこうと思います‼
 

ホルモンは体の中の内分泌腺で作られています。

内分泌腺には、脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵臓、生殖腺などがあり、

それぞれに違った働きのホルモンが作られています

 

脳下垂体

 

脳下垂体は大きく分けると、脳下垂体前葉と脳下垂体後葉に分かれています。
【脳下垂体前葉からの刺激で生まれる主なホルモン
・成長ホルモン ⇒ 成長促進
・甲状腺刺激ホルモン ⇒ 代謝促進
・副甲状腺刺激ホルモン ⇒ カルシウム調節
・副腎皮質刺激ホルモン ⇒ 血糖上昇・血圧上昇
・性腺刺激ホルモン ⇒ 乳腺発達(女性)・精子形成(男性)

 

これらのホルモンは、他の内分泌腺からホルモンがでるようにコントロールするためのホルモンです。

体に異常があると脳の視床下部に伝わり、視床下部から脳下垂体を刺激するホルモンが出されることによって作られます。

体を正常に戻すために必要なホルモンを出す器官を、それぞれに刺激し合う働きをしています。

【脳下垂体後葉で作られる主なホルモン】
・抗利尿ホルモン ⇒ 水の再吸収促進
・子宮収縮ホルモン ⇒ 分娩促進

抗利尿ホルモンは、尿の量を調節するバソプレシンを分泌します。

子宮収縮ホルモンは、出産時に子宮を収縮させるオキシトシンを分泌します。

 

甲状腺

 

甲状腺は、喉頭と気管の境目の部分にある器官です。

甲状腺刺激ホルモン⇒全身の細胞の働きを活発にし、成長を助ける働き。

 

 

副甲状腺

甲状腺の後ろ、左右にある上下2対、合計4個の器官です。

副甲状腺刺激ホルモン⇒ 骨や腎臓に働きかけて、血液中のカルシウムを調節する働き。

 

副腎

副腎は、腎臓の上にある左右1対の器官です。

副腎皮質ホルモン⇒ 血液中の水分やミネラル、糖分の量を調節する働き。

 

副腎髄質ホルモン⇒ アドレナリン、ノルアドレナリンなど、ストレスに対する反応を調整する働きをしています。

 

膵臓

膵臓のホルモン⇒ 膵臓にあるランゲルハンス島の中にある細胞で作られています。

腸での消化を助けるホルモンや、血液中の糖分の量を上げるグルカゴン、

糖分の量を下げるインスリンなどが分泌され、さまさわま体のバランスを調節する働きをしています。 

 

このほかにも、一般的に[女性ホルモン]と呼ばれるものがありますが、

「女性ホルモン」という名前のホルモンが存在するわけではありません。

生理・妊娠・出産に作用する「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の2つを総称して、

女性ホルモンと呼ばれています。

 

次回は、こういったホルモンのバランスが崩れると、体にどのようなことが起きるのか、書いていきます。

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