2016.09.28
熊本市の整骨院☆ 積もり積もったストレスは命に係わる!!
みなさんこんにちは、タケダです!
先日、「キラーストレス」という言葉を耳にしたので何のことかと思い調べたところ、
6月のNHKの番組で作られた新しい言葉とのことでした。
やー、我が家にも職場にもテレビがないので、チェックが遅れてしまいました……
健康にかかわる仕事についている身として反省です(+_+)
さて、そのキラーストレスですが、一体どんな代物かと言いますと、
実は何か特定の一因子を指すものではなく、
一つ一つはそれほど大きい影響を与えるものではないが、
いくつものストレスが重なることで、とても危険な状態に陥ってしまうものを示しています。
ストレスとして数えられるものはいくつもありますが、
例えば、ストレス度合いが高いものだと配偶者や親族の死や、会社の倒産、離婚、借金など。
低いものだと、食生活が変わったり、レクリエーションへの参加が増えたり、
なんと長期休暇や、個人的な成功(出世など)もストレス要因となります。
それまでの「いつもの状態、ふつうの状態」から大きく外れるほど、ストレスになるんですね。
さて、人の体はストレスを感じると自然に
・副腎からストレスホルモンが分泌され、心拍数が増える
・血液が固まりやすくなる
・自律神経が興奮し、血圧が上昇する
などの症状が現れます。
そして、解消しがたいストレスどんどんたまっていくと、
ぜんそくや高血圧、胃の痛み、頭痛、蕁麻疹、肥満、糖尿病などの症状を呼び起こしやすくなり、
最悪の場合だと、脳卒中や心臓発作などの、死に至るような重篤な病気にも繋がっていきます。
さて、それではそんな恐いストレスに、いったいどんな対処をすればいいんでしょうか?
まずは第一に「運動すること」。
運動をすると、ストレス系の神経回路が弱くなり、ストレス反応しにくく(=鈍感に)なります。
運動のタイプとしては、ウォーキングなどの有酸素運動を、息が少し上がる程度行うのがオススメ。
イメージとしては、週3回、30分以上、速歩きする感じです。
次に大事なのが、「過去や未来を考えすぎないこと」。
「今この瞬間」に意識を向けずに、過去や未来に考えをめぐらす「マインド・ワンダリング(目の前のことを考えていない)」という行為も、脳がストレス反応を起こすとされています。
例えば上司に怒られたりした場合、「さっき言われた言葉はきつかったな……」と何気なく思い返したりすることも、
無意識のうちにストレスを増長させることになるそうです。
もしも職場で叱られた際は、そのことを思い出したり、「明日も怒られるかも」と想像をしたりするのはよろしくない、と覚えておきましょう。
そして三つめが、「ストレスをやり過ごす方法を身に着けること」。
「音楽を聴く」や「読書をする」などのささいなことでもOKなので、
「ストレスがかかったときに気晴らしになること」をあらかじめリストアップするんです。
これは「質よりも量」が重要となってくるので、いくつでも(100個でも!)あってもいいくらいだそうです。簡単ですね!
ちなみにこれはなんと、宇宙飛行士も行っている方法なのだそうです。
また、こういった具体的な行動を実施する以外にも、
「宝くじが当たった」といったような、実現可能性が低いことを妄想するだけでもストレス対策には有効です。
重要なのは、絶え間なく襲ってくるストレスに対処するために、たくさんの気晴らし対策を持つ、
つまり、自分のストレスを軽減するための”引き出し”をたくさん増やすことです。
皆さんも、考え続けても仕方ないようなことはなるべく考えないようにして、
いきなり大金持ちになる想像をしたりしながら、ストレスを減らして健康に生きていきましょう!
以上、自宅の冷蔵庫の中身をどう調理して処理していくかに頭を悩ませているタケダでした(*´∀`*)
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