2016.06.01
Pilates School@Hinata room Jun.2016(ピラティススクールアットひなたルーム)
皆さん、こんにちは。早いもので6月。2016年も半分が過ぎようとしています!!!
そして、蒸し暑ーい梅雨の時期に突入しましたね~自転車通勤の私には最も困る時期でもあります。。。
蒸し暑い季節だからこそ、たくさん汗をかいてスッキリしましょう!!!6月も楽しんで動きましょうね(^^♪
■ピラティスの動作原則
①ブリ-ジング
②エロンゲーション
③コアコントロール
④アーティキュレーション
⑤肩甲帯の組織化
⑥四肢の体重支持
⑦全身(動き)の統合
(今月は、7つの動作原則の5番目「肩甲帯の組織化」についてお伝えします。)
⑤肩甲帯の組織化・・・肩甲骨・上腕骨・鎖骨を一つのユニットとして捉え
脊柱・胸郭に対して適正な位置に保ち、安定させる事。
何故肩甲帯を安定させる事が大切なのか・・・
エロンゲーションの際にもお伝えしましたが、ピラティスでは重力に負けず、
身体を引き上げる(伸長させる)ことが大切です。
この身体を引き上げる働きに対し、バランスをとるため肩甲帯は唯一反対の動きをします。
肩甲帯を下制させる事で、エロンゲーションや肋骨の引き下げを促したり、
呼吸やコアマッスルの働きを促進させます。
しかし、肩甲骨が正しい位置で胸郭に張り付いていないと、これらの効果はなくなってしまいます。
また、肩関節は可動性が高い一方、安定性が低く、傷害を起こしやすい部位です。
(上腕骨と肩甲骨関節窩との接合面が非常に狭いため)
そのため、肩関節が望ましくない動きをしないよう、肩甲帯を安定させ、肩関節の適切な動きの
習得が必要です。
肩甲帯を安定させるためには・・・
まず、肩甲帯の正しい位置を習得する必要があります。
肩甲骨は、最大外転位と最大内転位の中間にあり、鎖骨の位置は正面から見て、最も低い位置になります。
鎖骨の長さが一定なので、肩甲骨の外転・内転が度を過ぎると肩甲骨は挙上せざるをえない。
その為、鎖骨の位置も高い位置になってしまいます。
そして、ピラティスではこの正しい位置から、肩甲帯を安定させる為、肩甲骨を下制して行います。
※肩甲骨が外転位での下制では、胸椎の屈曲(胸が丸まる)
内転位での下制では、胸椎の伸展(背面が反る)を誘発してしまう。
■肩甲帯を意識してみよう
肩甲骨の動きを実際に感じてみましょう。
・まずは自分自身で動かして感じてみましょう ・他人の肩甲骨を触って動きを感じてみましょう。
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