ひなた整骨院ブログ

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肩関節脱臼

脱臼とは

 
関節を構成している関節端が解剖学的状態から完全または不完全に転位して
 
関節面の生理的関係が、失われている状態

 
と教科書などには書かれていますが
 
ようは関節が外れた状態を脱臼といいます。
 
 
 
 
脱臼の中でも、肩関節はとても外れやすく
 
脱臼全体のほぼ半数近くは肩関節で起こっています。
 
肩関節はきわめて広い可動域を確保するために
 
関節面の受けが小さいことが発生頻度の高い理由ですが
 
転倒した際などに、腕を後ろにつき、肩が過度に伸展されることで
 
肩関節が前方に外れることが多いです。
 
 
 
 
脱臼している際は、もちろん周りの筋や靭帯などが無理にひっぱられ
 
かなりの痛みを伴い、動かすことは困難ですが
 
整復されてしまうと、痛みは軽減し、自力で動かす事をも可能な事が多いです。
 
しかし、脱臼した場合、関節を構成している関節包や筋腱、靭帯、関節唇などの
 
軟部組織の損傷を伴う事がほとんどで、整復された後、自動運動が可能な場合でも
 
きちんと固定し、安静にする事が必要です。
 
 
 
 
脱臼後一週間は固定し、三角巾などで腕の負担をなくし、患部の安静を保ちます。
 
2週間程から肩の振り子体操などを行い
 
3週間は固定を続ける事が望ましいです。そのご自動運動などを行いますが
 
肩のインナーマッスルのトレーニングで再脱臼の防止になります。
 
脱臼後にきちんとした固定とリハビリを行わない場合、再脱臼の可能性が高まり
 
習慣性に肩を脱臼しやすくなったり
 
五十肩などの原因にもなります。
 
 
 
 
肩関節の脱臼は、はまった事で動かせることにより、その後の固定や治療がおろそかにされがちですが
 
きちんとした治療とリハビリトレーニングを行い、再脱臼や習慣性脱臼などにならないように気をつけましょう!
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