2016.08.05
熊本市の整骨院☆ 下肢静脈瘤とは?
みなさんこんにちは、タケダです!
本日は『下肢静脈瘤』についてお話させていただきます。
下肢静脈瘤は、近年増加の傾向にある病気の一つなんですが、
女性に多く発症する病気のため、男性の中には知らない人もいるもしれません。
下肢静脈瘤になると、症状の重さにもよりますが、
・足がだるい、痛い、重い
・むくみ、かゆみ
・寝ているときに足がつる
・一部の血管が浮き出て見える
・血管がぼこぼこと膨れる
・静脈に沿って炎症が起こり、痛む
・皮膚の色が悪くなる
・皮膚がボロボロになる
・湿疹や出血(内出血を含む) ……
等、の症状が出てきます。
一度発症すると自然治癒は難しい病気です。
治療法としては、弾性ストッキングを使った温存治療や、ひどい場合には、手術による治療が行われています。
なお、立ち仕事が多い職種(百貨店店員、スーパーのレジ、料理人、美容師など)の女性で、
一定の年齢以上の人(加齢によって発症が増加。20代まででは発症は稀で、30代の後半以降が発症が多く見られる)に、
下肢静脈瘤が発症しやすいとされています。
また、妊娠・出産を期に下肢静脈瘤が発症することもありますし、
親や姉妹などの近親者に下肢静脈瘤がみられる場合、本人も発症しやすくなります。
初期の下肢静脈瘤はなかなか気が付きにくい病気で、一見しても判断しずらいのですが、
症状が進行していくと、足の血管が浮き出て、瘤が現れてきます。
下肢静脈瘤の予防にはふくらはぎのケアが大切です。
ふくらはぎのケアは、まず筋肉を衰えさせないことが大事です。
年齢を重ねる事によって下肢静脈瘤が増える理由の一つに、筋力の低下が考えられます。
それを防止するために、ふくらはぎの運動を行いましょう。
軽いウォーキングでも良いので、ふくらはぎの収縮を意識した歩き方をすることが重要です。
足先から地面に足を付き、蹴り上げるように歩くと、ふくらはぎの運動になりますので意識して行ってください。
また、立った状態でつま先立ちをして踵を上げる運動も、ふくらはぎの運動になるのでオススメです。
そして運動した後には、ふくらはぎの軽いマッサージも行うようにしましょう。
マッサージは力を入れずに、足先からさするようにして行います。
この際、血管が浮いているようなところは避けて、血液を優しく足の付け根に戻すような感覚で行うことが重要です。
このマッサージはお風呂上りに行うと効果的です。
下肢静脈瘤は、生命に直接影響するようなことはあまりない病気ですが、日常の生活の質を低下させてしまう原因になります。
普段からふくらはぎのケアをして、予防をすることで快適な日々を手に入れましょう!
以上、武田直子でした☆
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