2016.06.25
かかとの痛み(足底筋膜炎)
こんにちは、吉澤さゆりです(・ω・)ノ
かかとが痛い(T_T) 今回は、足底筋膜炎の話です。
足の裏には、足低筋膜という腱が、かかとの骨(しょう骨)から足指の付け根の骨にかけて扇状に広がっています!
足低筋膜の役割は、体重がかかった時に弓の弦が張るように突っ張り、足部のアーチを保つ事です!
足低筋膜に負担がかかり過ぎると、足低筋膜がしょう骨に付く部分に小さな断裂が入り、これがかかとの痛みの原因となります。昼間歩く事で断裂した足低筋膜は夜の睡眠中には体重がかからないので、安静に保たれて修復します。
しかし、翌朝に立ち上がって歩きだす時には体重がかかるので、再び足低筋膜の付着部が断裂し、激痛が走ってしまいます!
断裂してしまった足低筋膜は就寝中には修復されるといっても完全に繋がる訳ではありません!
治りかけの傷みたいに仮止め状態です。
体重がかかっただけで簡単に直ぐ断裂してしまいます。
これが、歩き出しの一歩でかかとに激痛が走る仕組みです!
しばらく歩いていると痛みは軽くなる場合がありますが、決して断裂が改善したわけではありません!
朝起きた時代一歩目でかかとに激痛が走る!
長時間座った後の一歩踏み出す時にかかとが痛む!
このような症状が特徴的です。
病院などでレントゲンを撮ると、かかとにとげのような突起物(骨棘)が見える事があります!
これは足低筋膜のかかとへの付着部が断裂と修復を繰り返した為に、骨が反応して出来た物です!
骨棘自体は痛みの原因ではなく、骨棘があるからと言って痛みが治らないわけではないのです!
足低筋膜を改善する為には、まず歩き過ぎや立ち過ぎといった足の酷使を控え、太り過ぎている場合の人は炭水化物を控え、タンパク質を取り生活習慣を見直す必要があります!
改善の為に、足部の内側縦アーチを保ち、足低筋膜に負担をかけない事が重要です!
インソールなど土踏まず部分を盛り上げて、内側縦アーチを支えてくれます(*・ω・)ノ
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