2016.05.01
Pilates School@Hinata room May.2016(ピラティススクールアットひなたルーム)
皆さん、こんにちは。2度の大きな地震、本当に怖かったですね。
約1ヶ月経ちましたが、体調はいかがでしょうか?久しぶりのピラティスです。
無理せず、楽しく身体を動かして、心と体の疲れを取り除きましょう!!!
■ピラティスの動作原則
①ブリ-ジング
②エロンゲーション
③コアコントロール
④アーティキュレーション
⑤肩甲帯の組織化
⑥四肢の体重支持
⑦全身(動き)の統合
(今月は、7つの動作原則の4番目「アーティキュレーション」についてお伝えします。)
④アーティキュレーション
アーティキュレーションとは、『関節の分離、分節した動き』という意味です
・分節・・・椎骨が1つ1つ順番に動く状態
例えば、背中を丸める時、背骨(椎骨)が1つずつ動いているはずですが、
背中がキレイなカーブをつくれない時など、うまく動く部分とうまく動かない部分に分かれやすくなります。
うまく動かない場合は、背骨(椎骨)の1か所に過度な負担がかかり
障害の原因にもなります。これは背中を丸めるという背骨の屈曲方向だけでなく
どの方向(伸展、側屈、回旋)への動きでも同じことが言えます。
1つずつ動かないでまとめて動いてしまう場合は、どこかの筋肉がうまく動いていなかったり
過剰収縮している筋肉があると推測されます。
このような背骨の「分節」の動きがうまく出来ることで、本来あるべき脊柱の可動性・
柔軟性を発揮することが出来ます。また、負荷を分散されることで局所的な椎骨への
ストレスを軽減させ、障害を予防するほか、姿勢の改善、動作の質、パフォーマンスを高めることもできます。
・分離・・・体幹を安定させ、肩関節や股関節を独立させて動かす
例えば、「歩く」時は、骨盤をはじめとした体幹部の安定性がある事によって股関節が
しっかりと機能して両脚を大きく動かすことができます。もしも体幹部が不安定であれば
股関節の動きは制限されて、本来の可動域で両脚を動かすことができなかったり、
地面から受ける衝撃を股関節を介して、過剰なストレスという形で腰椎へ伝えてしまいます。
これは、腰椎の不安定性を招き、椎間板や椎間関節の障害へと繋がります。
この様に、体幹を安定させて四肢を独立させて動かす「分離」は、安全で健康的な
日常生活を送るうえでとても大切です。
■アーティキュレーションを意識してみよう!
①肩を引き下げ、首は長く保つ。
②肩関節を分離させて動かす。
③背骨1つ1つを分節させる。
④お腹のスペースは潰れない。
ロールアップ
●アーティキュレーション
●コアコントロール
●肩甲帯安定
●エロンゲーション
住所
〒860-0823
熊本県熊本市中央区世安二丁目2番2号
TEL 096-327-0007
受付時間
月~土 10:00~13:00 16:00~20:00
※日曜日は午前診療のみです。
休診日 木・祝