2017.05.26
腰痛 原因と体の歪み 骨盤の歪み
こんにちは!ひなた藤島です。
今回は腰痛の原因のひとつにもなる、骨盤の歪みについてです。
ここ十数年で、骨盤矯正はメディアをもとより、沢山の施術院が行うようになり、多く知られている事だと思います。
実際に、骨盤の歪みが身体の色々な不調の原因になるということは周知の事実であり、骨盤の歪みが気になるという方、または矯正をしたこともある方も多いのではないでしょうか。
しかし、骨盤の歪みってどんなメカニズムで起こるのか?身体の構造に馴染みがなければ分かりにくい事と思います。
骨盤とは背骨の土台になる、仙骨、尾骨と、左右からなる寛骨から出来ています。
さらに寛骨は腸骨、恥骨、座骨に分かれますが、この全部を合わせて骨盤と言われています。
背骨を乗せる土台でもあり、更には股関節とも関節し、まさに身体の軸となる部分です。この部分の歪みがあると、もちろんその上にあるもの、下にあるもの、すべてのバランスに影響を及ぼすため、骨盤の歪みは良くないものとされています。
しかし、骨盤の歪みと言っても骨が歪む訳でわありません!
固い骨がなにかの拍子に曲がるなど、絶対にあり得ませんし、もしそのような骨盤がずれるような大きな外力が加われば普通は、骨折ないし脱臼します。
ではどういう形で骨盤は歪むのか、、、
言い換えれば骨盤は、上に乗っている脊柱、下に繋がっている股関節(大腿骨)の中に浮いているようなものです。
これが、腰椎の過度な反りや、またわ反対に反りがなかったり、腰椎と骨盤を、繋ぐ筋肉の左右差から傾きが生じます。
股関節の左右の柔軟性の違いからも、骨盤が左右に回旋してしまっていたりと
要は、脊柱、股関節の間で骨盤は三次元的に傾いていると言うことです。
簡単に言えば、反り腰もひとつの骨盤の歪みといえます。
このように骨盤は、骨自体が曲がる訳ではなく、その周りの関節、筋肉のバランスによって歪んでしまうため、これらのバランスを整えることが結局は骨盤矯正では大事になってきます。
次回は骨盤の歪みに作用する筋肉について触れたいとおもいます
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