2016.09.11
熊本市の整骨院☆ 体に力が入りっぱなしになってませんか?
みなさんこんにちは、タケダです!
まだまだ日中は暑いですが、朝夕には涼しさが感じられる様になって過ごしやすくなりましたね♪
さて、今回お話するのは『体の力が抜けない』状態についてです。
整骨院に勤務していると、色々な患者さんとお会いするものですが、
その中に『無意識のうちに体に力が入ってしまっている患者さん』がけっこういらっしゃいます。
本人は力を抜いているつもりでも体に力が入ってしまっていて、
「力を抜きましょう」と言っても上手く抜けない事が多いです。
なぜ力を抜けないのか、と言いますと・・・・・・常に体が緊張状態にあるためです。
緊張状態の体は交感神経(怖かったり攻撃的な気持ち、ドキドキわくわくなどの興奮状態の時に働く)が働いており、
逆にリラックス状態だと副交感神経が働いています。
どちらの神経が良いとか悪いのではなく、常に交感神経が働いているのが良くありません。
常に緊張していると、筋肉が固く張って血流が悪くなります。
また、体が動きにくくなるので動かすのに余計な力が必要になり、肩や腰がこったり、
痛くなったり、首が回りにくくなったり……といった症状が出ることもあります。
常に体が緊張している状態は、体にとって負担になるのです。
なお、体の力が抜けない人は、質のよい睡眠が十分に摂れていない、という場合もあります。
人は睡眠を取ることにより、脳以外にも身体の細胞も修復・回復させていますが、
睡眠の質がよくないと、細胞がしっかりと修復・回復されず、活動時に最適な力を発揮できません。
その状態で身体を動かそうとすると、体の細胞に無理がかかるため、怪我で体を破壊されないように防御しようとします。
このときの防御反応が「血流を少なくすること』で、これにより体の力が抜けないという現象が起きてしまいます。
また寝不足の時には、脳も疲労が蓄積した状態になっています。
脳にそれ以上の疲労を蓄積させないように、脳を「エコモード」にして防御した結果が
体の力が抜けないという形で現れます。
他にも、寝不足で首や肩が十分に休めておらず、筋肉が凝ってしまうと血流が悪くなり、
それが脳や身体に十分に酸素や栄養が行かない状態になり、体の力が抜けなくなる原因にもなります。
さて、それではどのようにすれば体の力を上手く抜けるようになるんでしょうか?
「ひなた整骨院で、疲れている箇所をほぐしてもらう」……という回答をなさる方もいらっしゃるでしょう。
それも正解です。大いに正解です。 第三者に体を緩めてもらうのは、リラックス効果が高くてとても良いです。
しかし、力を抜く方法が分からないままだと、
施術が終わった後の日常のなかで再び体が緊張して疲れやすくなってしまいます。
体が楽な状態がなるべく長く続くよう、「自分で力を抜く方法」を以下に記載しますので、
皆さんどうか試してみてくださいね。
①大きく伸びをする
多きく伸びをしながら、腕にめいっぱい力を込めて握りこぶしを作り、ぎゅーっと握ってぱっと離してください。
思いっきり伸びたあとの、脱力した時が力の抜けた時です。
この方法だと無理なく力を抜くことができますので、1日に何度でもやってください。
②できるだけ深くゆっくり呼吸する
ゆっくり3秒数えながら息を吸い、ゆっくり5秒数えながら息を吐いて呼吸をすると、副交感神経が優位になります。
③片鼻呼吸をする
片方の鼻を指などで閉じ、もう片方の鼻で10回深呼吸をしてください。
これを左右交互に3セットやると、副交感神経が優位になります。
④足湯やホットアイマスクをする
人は足または目を暖めると、副交感神経が優位になります。
以上、4つ紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
自分で出来ることを取り入れて、一日の中で体が緩んでいる状態を作ってあげてくださいね。
以上、武田直子でした!
住所
〒860-0823
熊本県熊本市中央区世安二丁目2番2号
TEL 096-327-0007
受付時間
月~土 10:00~13:00 16:00~20:00
※日曜日は午前診療のみです。
休診日 木・祝