ひなた整骨院ブログ

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TCH(歯列接触癖)と肩こり、首の痛み。

 

肩こりや首の痛みにお悩みの方も多いかと思います。

 

長時間のデスクワークやパソコン、スマホなど首に負担がかかり肩周りの筋肉が緊張しますが、

 

それだけではなく、上下の歯を常に当てていることでも、首肩の筋肉は緊張してしまいます。

 
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上下の歯を当てる癖のことを
Tooth Contact Habit (TCH) 歯列接触癖
と言います。
 
 
 
これはよく顎関節症の原因になるとも言われています。
 
顎の安静位と言うのは、
 唇を軽く閉じた状態で、
 歯は1~3ミリほど開け、
 舌は上顎の裏に軽く着く状態
がベストですが、無意識に上下の歯を当ててしまっているという方が大変多いそうです。
 
 
顎を動かす筋肉は咬筋といい勿論顎の横についていますが、
こめかみにも側頭筋という筋があり、
主にこの二つの筋で物を噛む動作を行います。
 
 
 
TCHがあるとこの咬筋と側頭筋がまず緊張してしまいます。
 
こめかみに凝り感や痛みがある場合もTCHが原因の場合があります。
 
さらに、噛むという動作では、上顎を支えなければ、下顎を押し付ける事はできません。
 
この上顎は頭蓋骨なので、要は頭を支えなければならなくなり、
結果、首の筋肉を使い頭を支えることになります。
 
 
 
 
本来1日に人間が歯を接触させる時間は、
食事や会話の際に当てる程度で、30分にも満たないそうです。
 
 
この程度の時間であれば問題なくとも、
TCHで何時間も歯を当てていると、それだけ首の筋肉も緊張状態が続き、
首や肩の痛みに繋がってしまうということなんですね!
 
 
 
 
TCHは無意識に行われているのため、自覚している事が少なく、
また意識しなければ癖が治る事も難しいです。
 
 
首や肩の痛みや凝りが気になる肩は、
是非一度、
自分が何もない時に無意識に歯を当ていないか、
意識してみてください!
 
 
 
 
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