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こんにちは！ひなた整骨院の藤島です

今日は腕や足の痛みを引き起こすスポーツ障害

コンパートメント症候群についてです

マラソン選手など、良く走るスポーツを行なっていると、スネやふくらはぎがすぐにパンパンに張ってしまって、痛みで走れなくなってしまうことがあります

走るスポーツでは、足に症状がでますが、オートバイレースやモトクロスなどでは、バイクを抑えつけるのに腕を酷使するため、前腕がパンパンに張ってしまい、力が入らなくなってしまいます

これは、運動性慢性コンパートメント症候群と言われ、下腿や前腕は、筋肉を強固な膜で区画に分ける構造になっているため、運動を続けて筋肉が膨らむと、中で圧力が逃げることができないため、神経や血管が圧迫され、痺れや痛み、力が入らないなど症状が起こります。

この筋肉を分けている区画のことをコンパートメントと呼ぶため、コンパートメント症候群と言われています

コンパートメント症候群には、運動性で起こる慢性のものと、外傷に由来する急性のコンパートメント症候群があります

スネの骨の骨折や打撲や肉離れなどが原因となり、内部で出血が起こると、その圧力により、周囲組織の循環不全により、最悪、壊死などを引き起こす事もあるため、外傷が原因による、急性のコンパートメント症候群では、直ちに病院を受診して処置を受ける必要があります

慢性型ではスポーツをしていない時には、症状が出ないのが普通で、運動を行うと症状が出ます。一度痛みがでると、休まないと痛みは引かないため、満足にスポーツを行うことが困難になってしまいます

慢性型では、症状が起こるまえのケアが大切になります、日頃から運動後のストレッチなどをしっかりと行い、緊張状態を残さないことで、次に運動した際に圧力が上がり過ぎるのを防ぐ事ができます

スポーツの際に準備運動は当たり前のようにするようになってきていますが、運動が終わってからのクールダウンな日頃のメンテナンスも大切にしてくださいね^_^

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