ひなた整骨院ブログ

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熊本市の整骨院☆ 歯を食いしばってはいませんか??

みなさんこんにちは、先日ゴジラの映画を観に行ったタケダです!

 

やー、庵野監督のゴジラは面白かったです。

今や絶滅寸前となった『特撮』の技術が使われている点だけでも見る価値ありだと思ってます。

 

 

さて、話を戻しまして本日のタイトル『歯の食いしばり』について。

これはただの歯の食いしばりではなく、

無意識のうちに歯を食いしばっていることが問題になります。

 

そもそも、上下の歯が1日に接している時間は食事の時の15~20分程度や、

スポーツなどをしている時に一時的に力んだりするくらいで、

それ以外は1mm程度、間が開いているのが正常です(安静空隙(あんせいくうげき)、と言うそうです)。

 

しかし、無意識の食いしばりをする人は、1時間から2時間の間、さらには寝ている間など

長時間にわたって無意識に大きな力で上下の歯を合わせるため、顎や歯の痛みなどを訴えることがあります。

 

また、歯の食いしばりは歯ぎしりなどと同様に、歯や歯茎にとって大きなダメージが加わります。

 

 

では、なぜ歯を食いしばるのか? という原因ですが、大きく分けて2つの要因があります。

 

1つ目は、物理的要因、つまり「かみ合わせの悪さ」が影響します。

かみ合わせが低かったり、高い部分がある場合、しっかり噛むことができないため、

脳が噛む力を強くしようと働いて、結果として食いしばりの力が増大していく……というしくみです。

2つ目は、ストレスや精神的な緊張などの精神的要因です。

あごの筋肉を緊張させる状態や習慣が続く場合に、断続的に歯の食いしばりを起こしてしまう可能性があります。

 

 

そして、食いしばりで体にかかる負担は意外と大きく、

歯の周りの歯根膜という膜が炎症を起こして、噛むと痛くなったり、

歯や歯茎にダメージが加わって歯がしみたり、

歯に亀裂が入って痛む、などの知覚過敏や歯周病といった歯のトラブルを引き起こすだけでなく、

 

顎や首、肩にかけての多くの筋肉が食いしばりに使われているため、

食いしばることで筋肉が緊張し、疲労感がたまり、

偏頭痛や肩こり、目の奥の痛みや耳鳴り、顎関節症などを引き起こす等、

健康や美容にまで悪影響を及ぼします。

 

 

さて、ここで無意識の歯の食いしばりを解消するための方法をいくつかご紹介します。

 

 

まず、イメージトレーニングです。

食いしばりは、何かに集中しているときに起きやすいため、「唇は閉じる」、「上下の歯は接触させない」という状態を意識して、

歯と歯を合わせない&食いしばらないように心掛けます。

 

意識し続けることで、寝ている間の無意識下の時も、食いしばりが減ってくる傾向があります。

 

 

次に、食いしばりはストレスによって起こることがあるため、ストレス発散が大事になってきます。

 

・仕事や関わる人の異動

・引っ越しや新生活などで生活環境が変ある

・近親者が亡くなってしまう

 

等の大きい変化があった場合は、散歩や買い物、友達と会ったりなど、自分にとって一番ストレスが解消される方法で、

きちんと日常的にストレスの解消を心がけましょう。

 

 

三つ目は、枕の高さを見直すことです。

高い枕だと首が前に倒れてしまうため、どうしても上下の歯が噛み合ってしまいます。
枕を低くすることで、顎や肩、首にかかる負荷が軽減されます。

 

なおその際、寝るときの姿勢も大事になります。

横向きで寝ると歯に余計な圧力がかかってしまうので、仰向けに寝るようにしましょう。

 

 

4つ目は、マウスピースの利用です。

無意識のときに食いしばる力は強く、また時間も長いため、歯や歯茎へのダメージは大きくなります。

意識して注意してもなかなか改善されない場合は、最終手段として、歯科医でマウスピースを作ってもらうのも手です。

 

 

 

以上、無意識化での歯の食いしばりとその解消法をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

 

「あ、自分のことかも?」と思ったあなた、是非上記の解消法を試してみて、健康な体にまた一歩近づきましょう!

 

 

武田直子でした!

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