2025.05.09
May blue ~ 五月病 ~
こんにちは!ひなた整骨院柔道整復師の仲瀬です!
皆さん、GWはいかがお過ごしだったでしょうか?
連休が終わると、決まって耳にすることが多いのが「五月病」です。
だるさや疲れ、精神的な落ち込みといった症状が一般的です。
ゴールデンウィーク明けや梅雨前に起こりやすいことから「五月病」と呼ばれるこの症状。
しかし、医学的にはこのような病名は存在していないそうです。
難しい言い方をすると、
「進学、就職、部署異動など新しい場所や人間関係など
環境の変化に適応できないことに起因する不安、恐怖、抑うつ症状などのストレス反応の総称。
週単位で症状が持続し、日常生活や職業生活に支障をきたす場合は『適応障害』と診断される。
比較的若年者に好発し、日本では4~5月の年度替わりの時期に好発する傾向が見られる。」という状態です。
さらに季節はあまり関係がなくて、新しい環境で頑張りだして1~2ヶ月、
やっと周りに馴染み始めた頃に緊張が解けて、どっと疲れを自覚するというパターンが多いそうです。
環境の変化は、人にとって大きなストレスになるんですね。
日本は4月に年度変わりの文化で5月に発症するから五月病、
9月が年度変わりのアメリカではSeptember blue(九月病)、
ヨーロッパだとクリスマスの楽しい休暇明けに起こるJanuary blue(一月病)など
国によって、異なるようです。
さらに隣の国である韓国では、3月が新年度の始まりになっているため、
3月頃に日本の五月病に似た症状で悩まされる方がいるそうです。
春困症(チュンゴンチュン)という病名がついているらしく、
イライラしたり、ダルくてやる気が出なかったり、
お腹の調子を崩したりするというように日本の五月病とよく似ています。
結局のところ五月病の原因は、一言でいうとストレスです。
何事にも真面目に取り組むタイプの人たちがなりやすい一方で、
繊細でない人は五月病になりにくいとのこと。
とはいえ誰でもなってしまう可能性があるので、予防のためにはストレスを溜めないことが一番です。
しかし、「疲れ」や「元気が出ない」、「イライラする」といった症状は誰にでもある正常な反応であり、
新しい環境に慣れるための一つのステップだということも知っておいてください。
新しい仕事のコツがわかって余裕ができてきたり、親しい人と食事を楽しんだり、
時にはゆっくり休んだり、スポーツで汗を流したり、様々な方法でリフレッシュしながら過ごすうちに、
気が付けばそれが日常となり、疲れを感じるほどではなくなってくるはずです。
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