2025.04.23
人はなぜ歯ぎしりをするのか?
こんにちは!ひなた整骨院柔道整復師の仲瀬です。
皆さんは寝ている際に歯ぎしりをしていませんか?
ご存知のように、歯ぎしりは寝ている時に上下の歯をこすり合わせる癖のことです。
専門的には睡眠時ブラキシズムというそうです。
日中、無意識に歯を咬みしめている人がいて、それは覚醒時ブラキシズムというそうです。
歯ぎしりが起こる原因には、ストレス、睡眠障害、悪い歯並び、疲労、枕が合わない、
集中している時間が長い、うつぶせ寝、横向き寝など、たくさんあります。
そういった歯ぎしりなどをそのまま放置すると、
顎関節症、肩こりや首こり、頭痛、腰痛、視力の低下…といったことにつながるそうです!
でもその一方で、歯ぎしりをするのはストレス発散のためとも言われています。
ストレスをうけると体は興奮状態となりますが、それがうまく鎮まらない場合に、
脳が無意識的に行う行動の一つが歯ぎしりなんだとか…
歯ぎしりをすると、脳からβエンドルフィンという鎮痛作用のあるホルモンや、
ドーパミンなどの自律神経を落ち着かせるホルモンが分泌されます。
さらに、リズミカルな咬合運動、例えば食事やガムを噛むようなことは、
セロトニンという精神を安定させるホルモンの分泌を促します。
このように、噛むという行為は、興奮状態にある体の状況を鎮める効果があるのです。
【歯ぎしり・食いしばりが気になる方へ】
負担のかかっている筋肉(咬筋、側頭筋)へのセルフマッサージがおススメ!
● 咬筋
ギュッと強くかみしめたときに、耳の下のあたりに膨らむ場所があります。
その部分に指2本ほどで触れ、円を描くようにゴリゴリと回しながらマッサージをします。
● 側頭筋
こめかみのあたりに指をあてて、強くかみしめてみましょう。
すると、膨らむ部分がありますので、その部分を指で円を描きながらゴリゴリとマッサージします。
マッサージは、痛みがある部分を中心に行い、
入浴中や入浴後は身体が温まっているので、その時がおすすめです。
住所
〒860-0823
熊本県熊本市中央区世安二丁目2番2号
TEL 096-327-0007
受付時間
月~土 10:00~13:00 16:00~20:00
※日曜日は午前診療のみです。
休診日 木・祝