2025.02.05
姿勢と筋膜
こんにちは!ひなた整骨院柔道整復師の仲瀬です。
普段、皆さんはどのような姿勢で過ごされているでしょうか?
筋膜リリースをしたらゆるゆるに…
という謳い文句を時々見かけるのですが、実は筋膜って簡単には伸びません。
人体にはたくさんの筋肉があり、それらがいろんな方向に助け合うから複雑な動きができるのです。
いろんな方向に別々に動いていくには、筋肉が重なり合う部分では滑る必要があり、
筋肉を滑らせる役割を担うのが筋膜なんです。
ちょっと小難しいお話なのですが、イメージできるでしょうか?
体が硬い人は、先程お伝えしたような筋肉間での滑りが悪くなってしまい、
筋肉が動きたい方向に動かなくなっているという説があります。
では、なぜ滑りが悪くなるかというと、同じ姿勢でいるということが原因に挙げられます。
同じ姿勢… デスクワークの人なんか、もろに当てはまりますね。
筋膜の滑りが悪くなるという化学変化は、だいたい1~2日で生じるらしいので、
年中同じ姿勢でいると、体がどんどん硬くなってしまうことになりかねません…
同じ姿勢でいると、背中が特に丸くなりやすいのですが、それには理由があります。
例えば、何か手作業する時、必ず下を向きますよね。そうなると首の付け根あたりが丸くなってきます。
そして、下を向くのと同じくらい上を向くことはしないですよね。
これが丸くなりやすい理由の一つです。
さらに、足を組んでいる姿勢を想像してみてください。
整体とかに行っても、足を組むと骨盤がゆがむので組まないで下さいと指導されることが多いと思います。
ゆがみが生じるということもあるのですが、実は見落とされがちなことがあって、
それは足を組むと腰が丸くなってしまうということなんです。
なかなか自分の姿勢のクセって分からないものなので、もし気になるようでしたら、ぜひご相談下さいね!
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